サイトロゴ NPO法人あにまるサポート隠岐

法人概要

ミニチュアダックスのチョコちゃん

「NPO法人あにまるサポート隠岐」は、動物愛護の精神に基づきペット・動物への理解や思いやりを深め、隠岐の島住民とペット・動物との生活の質の向上を目的とし、ペット用火葬炉の運営及びペットと飼い主の為の様々な活動や事業を行います。

法人番号 8280005007583
名称 NPO法人あにまるサポート隠岐
名称(フリガナ) アニマルサポートオキ
事務所所在地 島根県隠岐郡隠岐の島町栄町873-1
事務所電話番号 TEL:080-2241-9635
定款 PDFを見る

NPO Background設立の経緯

隠岐の島にはペット用火葬炉がありません。
長年共に暮らしたペットが亡くなっても土葬する土地も無い、深く掘る体力も無い、本土で火葬してもらうお金や時間も無い飼い主はゴミ処理場でゴミと一緒に燃やすしかありません。何人かの方が、町に火葬炉設置の要望をお願いしましたが、その都度設置しないとの回答でした。 そのような現状への憂慮を共有した個人が集まり、令和4年夏に火葬炉設置の署名活動を開始。
1ヶ月、人口14,000足らずの島で2,400以上の署名が集まりました。

この署名を添えて、定数16人の町議会議員のうち6人の方に紹介議員になっていただき、請願書を提出。
隠岐の島町議会で全会一致で採択されましたが、隠岐の島町からは「公設公営ではなく民設民営として出来うる支援をする」との回答でした。
残念ながら民設民営で火葬炉事業をしていただける事業者さんはおらず、火葬炉の必要性とその窮状を知る個人が運営に手を挙げましたが、
火葬炉の予測稼働数からして利益日的では営業は成り立ちません。 更に今後長期間に渡って運営する為には個人では無理です。

これらの事情を鑑み、上記の善意の個人を加えNPO団体として火葬炉の運営委託を行うことが最善と思われました。
「受け皿として有志で団体を作り、ほぼ無償になるけどやろう」、そこから会合を重ねました。
その結果、この会はすべての会員がボランティアとして参加し、事業も営利を日的とはしないので、特定非営利活動法人としての設立が望ましいとの結論に至りました。

令和4年夏 ペット用火葬炉の設置と運営を要望する会(以後会とする)による署名活動
令和4年8月29日 会により隠岐の島町に請願書を提出
令和4年9月29日 隠岐の島町議会にて全会一致で採択される
令和4年12月5日 隠岐の島町、環境課に請願に対する意見書の提出
令和4年12月20日 会に隠岐の島町長より意見書に対する回答
令和5年4月1日 任意団体OKIあにまる倶楽部を設立
令和5年4月15日 任意団体OKIあにまる倶楽部2回目の会合
令和5年8月 数回環境課課長との話し合い
令和5年9月22日 特定非営利活動法人設立に向けての会合
令和5年10月14日 発起人会開催
令和5年10月21日 設立総会開催、任意団体「あにまるサポート隠岐」の設立
令和6年1月12日 NPO法人設立、登記

Our Projects事業内容

  • ペット用火葬炉/ペット霊園/共同墓地の創設・運営 部門

    ペット用火葬炉/ペット霊園/共同墓地の創設・運営 部門

    ・火葬炉の設置運営並びに関連する諸々の活動を、法人化により十分な社会的信用のもと、公正かつ透明性高く行う

    1. クラウドファンディング
    2. ペット用火葬炉建設
  • あにまる倶楽部 部門

    ・会員間の親睦を図り、地域に動物愛護の精神を普及させる為の活動(以下の活動を順次していきたいと考えています)

    1. 一時預かり事業者紹介や散歩・通院サポート
    2. 犬猫の保護活動(里親・一時里親探し)
    3. 野良猫を地域猫への活動
    4. 譲渡会
    5. 飼い猫の去勢・避妊手術推進活動
    6. 飼い主の勉強会(飼育モラル向上、飼育方法、躾等)
    7. ペットよろず相談
    8. 小中養護学校や福祉施設の訪問、触れ合う会の開催
    9. ドッグランの要望・設置
    10. セラピードッグとトレーナー・ハンドラーの育成

Chairman's Message理事長メッセージ

理事長と犬 理事長(仕事中)

初めまして。NPO法人あにまるサポート隠岐の理事長の村上操と申します。

私は郵便局に41年間、務めておりました。
退職後は個人漁をしており、今の時期は素潜りでウニを獲ったりサザエ網漁をしております。

現在は、保護犬あんと18才のシニア犬プリッツと暮らしておりますが、これまで3匹の愛犬を看取っております。
3匹とも本土で火葬しており、同席できなかった家族が悲しむ様子を見て、退職後に隠岐の島にペットの火葬場を作ろうと計画しておりました。
とはいえ、資金を準備することが難しい上に、完成したとしても隠岐の島のペットの数を考えると収益を上げることができない事業ですから、私の代で終わってしまう可能性があるということを考えると、どうしても足を踏み出せずにおりました。

しかし、当団体が設立されたことで「私の代で終わってしまうのではないか」という懸念が払拭されました。

当団体はペット火葬炉部門と動物愛護部門があり、人と動物がより良い環境で共存できる島を目指して様々な活動をしております。
大きな目標に向かって進むこの団体の理事長に就任し大変なこともありますが、多くの人や動物のために私が役に立てることの喜びや、やりがいを日々感じております。